吉報!安部龍太郎先生が直木賞受賞

<事務局からのお知らせ> 
 平成25年1月16日、我が奉賛会会長の安部龍太郎先生が第148回直木賞を受賞されました。
受賞作は田舎絵師の激動の人生を描いた「等伯」です。

 安部先生は2年前の平成23年2月7日、富士宮市で開催された信長公奉賛会の設立総会で会長に推挙されましたが、この年の1月22日から翌年5月13日まで日本経済新聞に連載された作品が「等伯」でした。先生は、等伯の絵の高い精神性や技巧を越えた人間くささを描いて行ったと述懐されています。

 物語は、激しい政争に巻き込まれながらも、独自の画境を目指して能登の國・七尾から上洛し、狩野派との抗争を経て当代一の絵師に上り詰めてゆく様を描いています。
あとがきによれば、この物語が書き始められた2ヵ月後に3・11大震災が発生。地震と津波が原発事故を誘発し、近代文明の終わりを予感させる悲惨な出来事。この現実を前に小説家として何ができるか。そんな疑問に直面し、無力感に押しつぶされそうになった。それでも何とか書き続けることができたのは、数々の苦難を乗り越えて松林図の境地にたどりついた等伯の強さに触発されたと・・・。

 安部先生は、毎年11月第2日曜日に富士宮市の西山本門寺で開催される「信長公黄葉まつり」では、火縄銃演武の射手や武者行列にも加わりお祭りを盛り上げてくれます。昨年11月11日に本門寺で開催された「信長公黄葉まつり」ではこの「等伯」と2001年6月に世に出た「信長燃ゆ」を会場の皆さんに紹介させていただき、とても好評でした。

 ここに奉賛会の一員として、また事務局を担当している一人として安部龍太郎先生に感謝申し上げます。

奉賛会事務局長 四條 明


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